<フリーフォームの靴のフィッテイング> ≪製作中≫

ファッションの世界では靴は服に対して「小物」というアクセサリーのような存在です。
ですが実際は人の身に着ける衣類の中で一番重要で、扱いが難しいアイテムです。
足は体重の何倍もの負荷が掛かる部位です。長時間の歩行、立ち仕事、
時には走るなど。それをすべて受けるのが足であり、靴なのです。

足と靴の適合率100%は実現不可能ですが、フイッテングと微調整を行うことで、
例えば適合率30%の靴をわずかでも40%に引き上げる事が大切であると考えています。


<フィッテイングの手順>

●お好みのデザインを伺いながら、サイズが合うものを提案します。
(サイズが合う靴の中で、更に木型が近いものも提案します。)
 その際、商品の魅力、作り、素材等の手短な説明をいたします。



●フットゲージでのレングス/足長の計測
 ファッション既成靴の販売であることを考慮して、足幅、足周、等の計測は省略しています。
 お客様お一人に対する接客時間は40~50分。長くても1時間前後と考えており、ある程度の
 スピード感が求められるためです。
 


座位での計測。



立位での計測。



●足の傾向の観察
 (足の形の傾向を足を見て把握する。主に踵の大きさ、アーチ形成
  奥先甲の高さ、MPの幅、指の外反内反の有無、炎症ケガの有無。)



●お好みのデザインを伺いながら、サイズが合うものを試着
(踵を付けた状態で、靴紐、ストラップで固定する。)







●フィッテイング。8~9ポイントを触って確認。
 (フィッテングは必ず踵からスタートします。
  踵がしっかり靴についた状態をキープできるかどうかがポイントです。
  その他、内外踝、履き口、アーチ、甲奥、甲先、MP関節、つま先位置捨て寸、つま先高さ等)







● お好みで足に合うもの、ややお好みである程度足に合うもの
 お好みではないが足に合うもの、などのモデルを3〜4選出し、絞りこみます。
 実はここからが靴選びの大事な過程で、お客様のお好みと、お客様の足に合う
 靴が合致していればそのままご購入に進むことが出来るのですが、そうでない
 場合、お好み(お洋服に合うなどの要素も含む)を汲みながら、足入れも考慮
 しつつ選出した3~4モデルの中から双方が歩み寄ったモデルをお客様に提案し
 ていく作業が必要になります。

●最初からお好み優先で靴を選出すると、最終選考の場面で結局足に合わない
 ケースが多発して「可愛いけどどれも足に合わない」という判断に至ってしまいます。
 逆にそれはお客様には合わないからと言って、お好みを全く汲み入れない
 選出はご試着すらして頂けないことになります。

●もうほぼモデルが決まる最終の場面で、商品の更に詳しい説明をします。
 その靴のメーカーのストーリー。デザインの優れているポイント。
 お客様のお洋服や、お手持ちのBAGなどとの合わせの提案など。




★ついに、足に合っていて、お好み目的にも近い靴を選び出しました!
 選び出した靴は足とファッションに合う一つの「到達点」です。



●微調整が必要な場合は調整を施します。
 ストレッチャーによる部分伸ばし調整。(関節等が当たるポイント調整、MP関節などの幅出し調整)



●クッション材等によるパッディング。(中敷き調整。特製のパッドによる甲パッド調整。)
 過度なパッド調整は行わないように注意しています。
 ※当店はコンフォードシューズの販売店ではありませんので、中敷きの製作販売はしておりません。
 



<足とファッションどちらにも合う靴選びのお手伝い> 実践20年

フリーフォームは優れたヨーロッパのファッション既成靴の仕入、フィッテイング、
販売、文化伝承をトータルで実践するために、2000年10月20日、地元新潟での事業展開を
行う事を使命として立ち上げたのが始まりです。コンフォードシューズのフィッテングの技術を
ファッション既成靴の分野に転用したものが我々フリーフォームのフィッテイングです。
足とファッションどちらにも合う靴選びのお手伝いを日々実践しております。


<リモートフィッテイング>

本来ならば、対面でのフィッテングを基本としていますので、直接お客様をフイッテング
することが一番良いのですが、リモートでのフイッテングも試みて行きたいと思います。
フットゲージをダウンロードしてサイズをお計り頂き、ご予約後、ZOOMを使った
フイッテングを行うことを現在準備中です。